原型と展開のあれこれ

2014年05月29日

連日書いている、文化式原型成人女子用(文化式新原型)からブラウスへの展開の話ですが「そもそもダーツbとかダーツdって何なのさ?」とご質問頂きました。

そりゃそうだー!自分は原型引いたばかりだから分かってるけど、知らない人が見たら「は???」ですわなー!!ヽ('∀`)ノ

というわけで、文化式新原型の図をご覧下さいませ。

文化式原型成人女子用
下に書いてあるaからfまでが、原型の「ウエストダーツ」です。

原型はウエストラインまでの丈で引きますが、実際の服はヒップラインくらいまでありますので、丈を20cmくらい伸ばして製図します。ウエストダーツはウエストを絞るためのものなので、延長された下の部分はダーツがすぼまっていく(シルエットは開いていく)ことになり、ダーツの線はひし形のようになります。

原型というのは体にぴったりフィットした作りで、いわば体を型取りしたような服なので、原型通りに服を作ってしまうと、甲冑みたいな四角いラインのぴったりピチピチ服が出来てしまいます。そこで、ダーツを無くしたり型紙を切り開いたりして思い通りのシルエットを作っていく作業を「展開」と言います。

例えばAH(アームホール)ダーツを脇に移動したいわ!と思った場合...

AHダーツ展開
めちゃくちゃ端的に言うと、こんな風にします。

何となく分かったような分からないような感じでしょうか?でも大丈夫、言ってる本人もよく分かってませんからー!(アカンやないの...)

で、で、で。現在ものすごーーく悩んでいるのは、図の「AHダーツ」や「肩ダーツ」を上手いこと目立たなくしつつ、ウエストダーツもデザインの一部として組み込んで、何とか体にフィットした美ラインを出せないかなー?ってことなのです。

実際、お手持ちの服を見て頂けると分かると思うのですが、原型に入っているこれらのダーツをそのまま使っている服はほぼありません。ダーツを色々なところに分散したり切り替え線に吸収させたりして、見た目スッキリなお洋服を作るのです。

切り替え線(生地と生地を縫い合わせている部分)は、デザイン的な意匠線としてだけではなく、服を立体にしていくために入っているんだよ♪ってお話でした!

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ありがたいことに、このブログは超初心者さんからプロの方まで、色々な方に見て頂いていますヽ('∀`)ノ

その中で私の位置はと言うと「初心者ではないけど上級者には程遠い@しかも独学」という微妙ーーーな立場なので、記事の内容が超初心者向けからマニアックな話題までブレブレなのですが、基本的には「ただただ洋裁を楽しんでいる人が思いついたことを綴っている」という枠組みなので、読んで下さっている皆さまも気楽な気分でお付き合い頂けると嬉しいです(*´∀`*)

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2014/05/29(木) 10:36:28 | 洋裁

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